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『悶絶プラネット!!爆裂!突貫!動物園』

とゆーワケで、ペー太にこんな漫画を書いて欲しいかもという、大バカな企画ですので、以下に収納です。


『悶絶プラネット!!爆裂!突貫!動物園』


【歌舞伎町の女王】

あかんなあ
エリンギの会舐めとうたらほんまにあかんでえ
ええかいな
わてらそがいなもんとちゃうねん
宗教とかそないなもんやあらへん
まがいもんちゃうでえ
ほんまもんや
やらしいもんちゃうわ
なにさらしてけつかんねん
けったくそわるいわしばいたろか
あんはんあんじょうえろいもんもっとるさかいに今回だけは大目に見よか思ってんねんけどな
えちぜんくらげとおめこさらすゆうからよういわんわ
えずくろしいわ
ほなな

ちょっとヤクザモンな目つきの悪い小男が唾を撒き散らしながら画面から消えて、残された女性が申し訳なさそうにベソをかいている横顔だけが映し出される。
と、急にカメラがバンして、その女性の手元をクローズアップした。
彼女はバッグからライターとピルケースをとりだし一本ぬいて口許にはこぶ。
正面に回り込みながら、やや引き気味に映し出された彼女の口許が表情を変えた。
プラムな唇があきらかに笑って、
「おめこ」
と言った。

モデル仲間で唯一私的交友があるM女優な彼女が、先だって初出演したAVの中間ドラマ部分が終わって、いまはムシサマとのカラミがはじまったとこ。
リモコンをワンプッシュしてワタシはバスルームの洗面台に向かう。

【これが私の生きる道】

「ちょっとだけサバイバルな撮影かもしれません」
そう言われた時もうちょっとだけ考えておけばよかったのかもしれない。
朝6時に起きるため夕べは無理矢理飲めないブランディーをロックであおり泥酔した。夜型人間のワタシが早起きするには多少の我慢も必要悪なのだ。寝不足だけは絶対にアウトだし、目に隈をつくったAV女優なんてシャレにならないし。
ともあれワタシはシルクロードの黄昏と自ら命名したお気に入りの化粧を落としてスッピンになったところだ。入念に化粧をほどこし気合いを入れ直してからすでに二度目。もういよいよ時間がない。
大きく息を吸い込んで、そして吐き出す。
鏡の前のワタシは、かなりやる気だ。
ダボダボのトレーナーとユルユルのジャージを生まれたままの肉体にまとい武装完了。お月様は三日目でちょっぴりアンニュイだけど、致し方なかろう。
スニーカーに足を突っ込み勢いよくドアを開けて足早に歩き出す。たぶん自分のベストチャームな顔より多少こわばっていることを意識しつつも、カッコヨク歩くことだけに集中する。
駅まで3分というところまで来て、おサイフを忘れたことに気づく。無論、カード類も一切持ってこなかったので電車に乗りようがない。慌てて引き返す。ほとんど全力疾走である。お財布とケータイをポッケに突っ込み引き返し、駅にたどり突いたとき、聞き覚えのあるアナウンスが耳に届く。ヤバイ。切符を買ってたら完全にアウトだ。ワタシは瞬時に意を決し、そのままの勢いで改札を飛び越える。見知った駅員さんの唖然とした困り顔に「ゴメン」とひと言。二段とばしで階段をかけあがったところで停車していた電車のドアが開いた。
平日の9時を回っているからかなりまばらな車内の、座席には座らずにドアにもたれかかるようにして呼吸を整える。走っているときはそれほどでもなかった汗が一気に滝のごとくしたたり落ちてくる。ゼイゼイとあえぐ姿もあいまって、かなりカッコワルイと思うけど、意図的に覗いたドアーに映ったワタシの姿はそれほど悪くもなかった。ハンカチすら持ってこなかったのでトレーナーの裾をたくしあげてぬぐう。遅刻厳禁。女だからとか、所詮こんな職業だからとか言われるのが癪なので、元来ルーズな性質のワタシが自分に課した最低限の課題のひとつ。精算所に寄っても3分前には待ち合わせ場所に着くはずだと思うと何だか嬉しくなってきた。
ふと鼻歌をさえずっている自分に気づき、さすがに自重する。
勝負はもうすでに始まっているのだと肝に銘じ、勝利を誓う。
高校卒業と同時に飛び込んだ世界。中学のとき登校拒否児で2年ダブったから本当はハタチなんだけどプロフィール的には十八歳。デビュー前に事務所から豊胸手術をして鼻と瞼を整形すれば単体で売り出すと言われたけど、セフレなパパ1号ちゃまが貧乳好きだから万死に値する。それいぜんにワタシはワタシが大好きだし。ちょっぴり上向きの鼻も片方だけ一重まぶたもお気に入りなのだ。宣材に乗せる業務用プロフィールのNG項目に赤がひとつもないのは、自分自身の枠を限定したくなかったからこの職業を選んだというのに、未来の可能性を少なくしちゃうのはあまりにも勿体ないと思ったからだ。撮影の話を進めてるうちにちょっぴり恐怖心も首を擡げてきたことは否定できないけど、コワイモノミタサ的なワクワクを感じずにはいられなかったことも事実。初めての撮影はそのまんま『初めての撮影』というタイトルだった。いわゆる企画女優であるところのワタシのデビューまでの流れをモノローグ的なインタビューと楽屋裏シーンをちりばめながら男優サマとの生本番に絡めて見せるというスタイルが選択されたのだけど、これって今にして思えばかなりプッシュしていただいてたんだなあと思うのだ。現場で知り合った他のモデルさんたちのお話とか聞くと、乱交シーンの員数合わせとか、オムニバスなナンパものの1シーン的に汁男優サマと絡んだとか、トイレのヤラセ盗撮とか、そんなデビューも少なくないからだ。とりあえず事務所的にはプッシュされて幸せ者なワタシなんだけど、2度目以降の撮影はプレイの内容も徐々に過激化して、まだビデオが発売されてない作品も含めれば、ほとんどオールジャンルなセックスを体験するに至る。まだトライしてないのはハード系のSMと獣姦とスカトロと本格露出系くらいなもので、実を言うと今回の撮影はほとんどオールジャンルなセックスが含まれていて、さらに突発的なアクシデントも撮影に利用するとかだから、何が待ち受けているのか謎で、ちょっぴり、というかかなりコワクテとてもドキドキだ。撮影の流れについてほのめかされているのは、お相手が男優サマじゃなくてシロウトの、とゆーか生粋の浮浪者サマということくらいで、前もってその御仁には内容を伝えてあるということなのだけれど、突然、ワタシが突撃レポート的に住処におしかけるという設定以外は彼サマの意志とアドリブを全面的に受け容れる方向性で撮影に挑んで欲しいというのが骨子。撮影は7日間ノンストップで敢行されるという大規模?な企画で、業者は業界初参入らしく、なんでもポルノ先進国向けの同時発売を目論んでいるとかで、当然ワタシにとっては初めてのモザイク無しの撮影になる。日本でもモザイク入りの商品を発売予定らしいけど、そちらははっきり言って売り上げをさほど見込んでないということで、メインは明らかに海外なので何れは、ネット上などがワタシの赤裸々な姿で汚染される日も遠くないんじゃないかなとか。ここ数日間の事務所とのやりとりとか多少揺れ動いていた心境とかがディゾルブ感覚で次々に浮かんでは流れていった。ちょっとだけ不安の方が期待を上回ってきたところで電車が目的地のホームにすべりこんだ。

【未来世紀マル秘クラブ】

理由を最小限度まで簡素化して精算を済ませ改札を出たところですぐに声をかけられた。
パンクなトレーナーが功を奏して「すぐに判りましたよ」と笑顔を向けてくれたスーツな四十年配の紳士はなかなかセクシーで好みだったから、ワタシはとても上機嫌。もっとも彼サマは人事担当者ということで撮影にノータッチなのがちょっぴりもどかしいけれど。それでもこのときばかりはHazel O'Connorに多謝。脳内でZooをうたうワタシ。
かなりデラックスなワゴン車に案内されたときも驚いたけど目的地に到着して再度ビックリ。さびれた雑居ビルの一室にひっそりと生息しているような事務所を想像していただけに新規参入というのが単にひと山当ててやろう的なもんではなかったことを今さらながら思い知らされる。ギャラのバカ高さにようやく納得。と同時にプレイのハードさ的にも難易度が上がってきた。雑木林な敷地内をぐんぐん進み、5分もたってやっとたどり着いた世界は絶景かな。さながら庭園と王宮。
こういうのが大企業というんだろうか?とか無い知識を巡らしてみても答えなぞ出なかった。
降車するまえからすでに数台のカメラが回っていることに気づき、ちょっとコワバル。
ドキュメンタリータッチとは知ってはいたものの、これはいくらなんでも大仰なんじゃないかなと、そんなことを思いながらも自分がちょっぴり有名人な気がして、かなりマイアガル。正面玄関のはるか前方で受け付け嬢が深々とお辞儀をたれているのが何ともそれらしくて、さすがにオノボリサンモードから女優モードに切り替え作業をし、あくまでも軽く目配せだけで挨拶をすます。
廊下やホールなどを通り過ぎるたびにうやうやしく頭を垂れる人々に、さすがにコワクなってきた。
これはヤバイ。絶対に普通じゃない、
と、ココロが警鐘を打ち鳴らす。
少し額が汗ばんできて、背筋からお尻の穴まで一気に怖気が抜けた。
死刑囚の心境ってこんなの?とか意味不明にあたふたし、平静は別銀河まで遠ざかる。
かなりだだっ広い応接室に到着したとき、一瞬足を止めるともういけない。膝が震え、眩暈がした。
気持ちを見透かされないように、すすめられた椅子に腰掛けたときはもう失神寸前の動悸がアレグロヴィヴァーチェ。
企画に対する説明を拝聴しているうちにようやく平静を取り戻すも、「生命の危険はゼロではありません」というところでまた引っかかる。いざ契約書にサインを要求される事態になると、寧ろ有無を言わせずそのまま撮影に入ってくれればいいのにとか、身勝手に事態の進行を呪った。
提示された書類の内容をほとんど確かめることもなくワタシは機械的にサインをしてゆく。
その間中ずっと『恐怖の報酬』のラストシーンが頭のなかでリフレインしていた。
とても怖かったけど、とてもやりたかった。
もう後戻りは出来ない。
たぶん「やめる」と叫んだら辞められるんだろうけど、たかが企画AVでも女優を選んだいじょうそれだけはすまいと心に誓う。
そして撮影は始まった。

【THE GARDEN OF EVERYTHING~電気ロケットに君を連れ】

はたして、わずか20分程度で髪まで整えられ、めちゃ薄化粧なのに会心以上の自分に仕上げられて、鏡の中のワタシはユメミゴコチな桃源郷。これがプロなのか?
大汗をかいていることを理由にしても通常ならあって然るべきシャワーが拒否られ、多少いじけ多少ドギマギし、このまま男優サマに匂いなど嗅がれたらかなり赤面とか、いや卒倒とか思ってすぐに、これもドキュメンタリータッチという名の演出的一形態なんだろうなと勝手に納得することで無理矢理意識を刷り替え平静をたぐり寄せる。女性二人に裸にむかれ、タンポンは紐だけささっと確認され、アンティークな下着とロココ調?みたいなゴスロリ風みたいなドレスを着せられ、髪にはコサージュまで飾られる始末。

なぜだか説明してはもらえなかったけど、車の中で目隠しされて目的地へと発進。
手をひかれるままにというか、半ば抱きかかえられるかのごとく車を降ろされ、目隠しを外された。

【Gypsy Girl】

薄汚れたという表現は、はっきり間違いだと指摘できる程度まで汚れの部分がほとんどな色とりどりのテントが無数にひしめく空間が眼前に拡がっていた。そして住民たちは皆一様にそれらのテントより明らかに脂ぎっていた。
ワタシは少なからずショックを受けたが、それは甘美なる酩酊すら連れてきてくれる紙一重な腐臭でもあった。

指示されたテントはその一角でも相当に目立つほど大きく、無論、それは撮影機器やスタッフを考えれば最小限の必要性を充たすためにわさわざ調達したものかもしれないけど。
だいたい企画AVの撮影なんてよほどのことがないかぎり1台のカメラなのに、今回は3人も付いているためスペースは相当必要なんだろうし、とか、すぐそこまで来てしまった恐怖から現実を切り離そうと、考えても仕方ないことに意識をとばしながら、ワタシは女優として一歩進む。
その一歩が引き金になったかのごとくモードがきっちりとONになる。
胸を張って天幕に手をかけ、一泊置いてから入り口をひらくと、部屋の中央で胡座をかき裸の背中を向けている男が何か得体の知れない塊を貪り喰らいながら、こちらを向いた。
と同時に鼻が曲がりそうな臭気が押し寄せてきたが、これだけは課題として考えてくるように事前に言い渡されていた最初のひと言を口ずさむ。
「シアワセ肉便器宅配便デス♪」
言ってみてから後悔した。こんな衣装なら軽すぎる。おそろしく噛み合わないほど陳腐なセリフだ。
内心を悟られないよう、ともあれワタシは楚々として男のもとに歩み寄る。
二歩踏み出したところで照明が強くなり男の顔がくっきりと浮き上がる。
それは、まるでこの世の生き物とは思えないほど卑下た猥褻さでかたどられていた。
ほとんど腰まで垂れた髪の毛はおそらく何年も洗ってないのであろう埃が、付着しまっくった脂で99%くらいできているんじゃないかと想像に易い。妙に落ちくぼんだ眼窩に黄ばんだ獣じみた白眼。そのなかで双眸だけが凛とした光りを漂わせていることこそが凶器だ。顔の皮膚がまだらに見えるのも病気なのか汚れなのか判別するのは不可能なレベル。身体中どろどろで本当の肌の色なぞ判別しようがない。男の斜めから回り込むように正面に向かったワタシの瞳に映ったイチモツはだらしなくビニールの床に垂れ落ちていたが、その長さは優にスクールモノサシレベルにあった。長さも凄まじいけど太さも凄まじく、亀頭部に至ってはワタシの手首のいちばん細いところとさして変わらないような気がした。
イキが荒くなっているのがわかる。
どうしようもなく欲情しているのがわかる。
突然、オナカがズキリと痛んだ。重鈍い痛みがやってきてゼリーみたいな塊が剥がれ落ちてゆく。今この状態でタンポンを引き抜かれたら恥辱で死ねるかもしれないなどと思った途端に膣道に蜜が滲んできた。
もしかしたら眼の前の男いじょうに今のワタシは獣かもしれないなどと思いながら、男の正面に跪き、髪を撫で、垢じみた唇に唇を重ねた。

舌は入ってこなかった。
閉じていた目を開き男を確認する。

男はただワタシを視ていた。

ワタシの目だけを食い入るように凝視していた。
ワタシは自らの舌を半開きになった男の唇にねじこむようにして挿し入れ、蛇の舌のようにちろちろとねぶる。男の首ったまに腕を回し、遮二無二唇と舌を求めた。

男がニヤリと笑った。

そのまま男を押し倒し、馬乗りになって、顔中に舌を這わせる。
スゴイ味がした。
行為はそのままに衣装を脱ごうと手をかけたところで男が髪を掴んで引き離し、指を鼻のところで1本立ててから目配せとともに左右に二度振った。
コスプレセックスがご所望らしい。
すぐに獣のように求めてくるのかと思ってたけど、そうではなかった。なんだか達観としてマジマジと眺められていると余裕綽々のようでイケスカナイ。ここはAV女優としての奮起のしどころ。男の目をねめつけながらワタシは徐々に顔をずらしてゆこうとして、お尻に当たる物体に気づく。
たしかにこれはアレだ。
ゾクゾクと怖気が背筋をはしる。
右手を回して掴みしめるが、円周の半分しか握れなかった。
振り向かず、そのまま男を見つめながら腰を浮かせて後じさりすると、オナカの下方に現れたそれは、たしかにチンチンだった。
アイデンティティーがクライシス。
入るのか?こんなバケモノが。
でももう後には引けない。
生唾を呑み込もうとしたそのとき、ワタシの心を見透かしたかのように男が首を引き寄せ、スカートの裾をワタシの口許に押しつける。当たり前のようにワタシはそれを口に咥える。男の両手がパンティーにかかり、ゆるゆるとねぶるように真下に下げられてゆく。糸を引いているのが目視しなくても判るくらいワタシのアソコは疼いていたのだ。
パンティーを最後まで脱がせることなく膝頭で止め、今度はタンポンの紐に手がかかる。いらうように引き抜かれたとき思わず声が漏れた。
造作もなく男は口に入れムシャムシャと租借した。
いや~~~~~~ッッ!!
心の中で悲鳴をあげるうちに今度は太腿にかぶりつく男。吸収しきれなかった半ゼリー状の子宮内膜の死骸を指で掻き出し舐めている。
強張るワタシを尻目に男はニヤリと笑った。
やおらワタシの股を引き寄せ、巨大なちんちんの上に導く。スマタしろということなのか?とりあえず動く。これはこれでかなりクル。カリの部分にくるたびにクリを自ら強く押しつけているワタシがいる。腰が止まらない。獣のように吠え猛りたい気持ちを抑制するのがやっと。アメリカンハードコアポルノじゃあるまいし、ヤマトナデシコは情緒で勝負するのだ。
む、無理ダ…。噛みしめた唇からポツリと血がしたたる。それが合図でもあったかのごとく男が亀頭を押しつけてきた。世界がグラリと揺らぎ、平衡感覚があやふやになったのはワタシの腿を掴んだまま男が立ち上がったからだった。後方に頭から倒れそうになって慌てて男に捕まろうとした手は宙を泳いだ。
何とか腹筋に力を入れて立て直そうとしたとき、一気に突き入れられた。
とんでもない痛みが襲ってきた。膣前庭に亀裂がはいった可能性大。涙目で男を見つめる。

男は動かない。

とんでもない体勢を腕だけで支えている男は、でも微動だにしない。よくよく見れば背が高く鋼のような肉体をしている。浮浪者などになるまえはプロレスラーだったと言われても納得できそうなヤツだった。暫く見惚れていると痛みが退いてきた。というよりむしろ快感の方が勝ってきたというのがたぶん本当。痛みと快楽の相互干渉が2:8くらいになったところで男が腰を引いた。そしてすぐに突き入れてきた。後はもう怒濤のごとく突きまくられた。ワタシは両腕をバタつかせながら意味をなさない言葉を撒き散らしていたような気がする。腹筋がおぼつかなくなってきて頭が後方の地面に墜落するかと思われた瞬間、初めて男はワタシを抱き上げ、かの村西御大が命名して以来AV界の基本ラーゲのひとつにまで昇格した駅弁スタイルに移行した。あるいは、やぐら立ちとも止まり蝉とも言う。
何が何だかわからない。ワタシはAV女優としてポルノを演じる義務があるのに、理性は遠く星の彼方だ。ただ髪を振りみだし、腰を振りたくり、男の髪を鷲掴みにして、泣きじゃくり何かを喚いている。たぶん顔は真っ赤に紅潮して、茹で蛸みたいになってるはずだ。鼻水も垂れてくるし、涎もすごい。不細工な顔に写されるのはイヤだなとか、化粧が落ちてるんじゃないかとか、そんな心配が時折理性を引き戻すも束の間、刹那に快楽地獄に引き戻されてゆく。
続けざまにオルガズムを迎え、谷間がほとんど無くなり、鼻孔は膨らみ、だらしなく半開きになりっぱなしの唇さえ閉じることは不可能となり、もはや女優であるという意識すら遠のき、何とかお気に入りの映画の名シーンとかから気の利いたセリフを紡いでいたのはもういつだったか思い出せなくなった頃、男が白眼をむいて小さくうめきはじめた。
ワタシはなけなしの渾身で自らのアナルに指を差し込みゆるみまくった性器を引き締めにかかる。同時に男に口づけして腰も大きく振りたくる。
男の腰が大きく爆ぜて、未知の感覚とともに子宮口を突破した男根が子宮内部の頂壁を叩き、大量の精液がワタシの体内保育室に充満した。
膣収縮が何度も繰り返される。次第に波が遠のき、収縮感覚が絶え絶えになってきたところで男は勃起状態を保ったままのちんちんを引き抜いた。
固定されていた腿が解放され、自由を取り戻した両足は大地に着床する。ビニールだけど。
ほとんど腰が抜けたに近い状態で膝が笑っている。
へっぴり腰に引いた尻を抱き寄せられ、突き出した濡れそぼった花弁に優しく口づけされたら、もうタマラナイ。
男優よりもプロなセックスを提供されたままではAV女優の名がスタル。
ワタシは男を手荒く突き飛ばし、精液とワタシの愛液で異様な匂いを放っている目の前のちんちんに頬ずりした。残り汁をマジで精魂込めてお掃除しながら、ふと思った。この男は意外と紳士なのではあるまいかと。浮浪者のくせに生意気だ。今度こそAV女優としてのアイデンティティーを魅せつけねばなるまいと心に誓うも、さてどう対抗したらよいものかと策略を巡らしているさなかに、いきなり髪を掴まれ、ドレスを脱がされる。スカートを降ろされブラウスを脱がされブラを外され、靴を脱がされ、靴下を脱がされ、スッパにされたところでいきなりバックから突き挿れられた。ワタシの貝はそれだけでイッた。
すぐに激しく動かれるかと思っていたけど男は明らかに待っていた。そういえば最初のセックスでもワタシがオルガズムに到達するたびに波が引くのを待ってくれていた気がする。そんなことを考えているうちに波が引いてきて、途端に男が動き出した。
2ndカメラに向かってベストショットな喘ぎ顔をおくる。でもなんとか女優を演じられていたのははじめの頃だけで、2度目のセックスは途中で幾度も失神してしまうというプロにあるまじき醜態を晒したうえ、お尻をひっぱたかれて覚醒するという、きっと後で観たら情けない顔してること請け合い。それはちょっぴり情けなくもあったが滅茶苦茶キモチヨカッタのでよしとしよう。
ともあれハードなおセックス2発でメロメロの腰砕け状態に陥ってしまったワタシは、いつの間にかテントを開けて覗き込んでいた多勢の浮浪者たちを、ほとんど完マグロ状態でまとめて受け容れるという、謂わばオナホな肉便器状態で、現場に到着してから約4時間後、初のカットがかかるまで外部からの刺激などほど遠い世界で絶え間なく押し寄せる快楽の渦中にのたくり、浮遊していたのでした。

【何とかなれ】

約2時間の休憩の後、ワタシたちはワゴン車で次なる現場に向かった。
やっぱり裂傷をおっていた外性器部の応急処置をスタンバっていたらしい医療班にマホーの軟膏とやらでしていただいたのは嬉しかったけど、なぜか衣装はもらえず、ワタシは腐臭を放つボロ毛布を裸体に巻き付けているだけだ。
せめてシャワーを浴びたかった。
行為の残滓がカラダじゅうにこびりつき異臭を放っているのが女としてかなりセツナイ。
にもまして、今は女神様が近すぎて♀が鬱陶しい。
そんな苛立ちをおもてに出せないのは、ワタシの横で余裕かまして鼻歌うたってるこの男の存在のせいだ。
もはや存在自体が罪である。
うたっている曲がまたムカツク。
超ムカツクから大声でいきなりオチを歌い出してやった、ざまあみろ。
♪あしたアさがみイはらアまでエエエ~~でばぼうちょうかいにゆこッホホッホホホッホッホッ♪
ど~よ?
ってか指立ててるし…。

【おそうじオバチャン】

車が止まったのは約15分後、スタッフをはじめとして全員降りるのでワタシとしても降りねばなるまい。
ってか、歩くんですか?ぞろぞろと。もしもしい?
いや…その、通行人の方々とか固まっちゃってるんですけど。
ワタシは平静を装って気丈に凛々しく、ただ歩くしかあるまい。
でも何が恥ずかしいって、裸足なんだよね、これはやっぱり…。
そんなワタシのセツナイ胸のうちをわかってんのか、ってないのか、こんどはインスタントラーメンかよ、じゃあワタシはポスターカラーだぜッ。
とっても恥ずかしかったけど、気分はちょっと晴れた。
あとを追うように花言葉はじめやてくれやがりましたので暫し待つ。そして、さも当然の権利だと言わんばかりにワタシはチャボの朗読をぶつ。
たどり着いたのは普通に美容院。
なるほど。
ってか、普通の美容院にこのメンツで押しかけるってマジバナ?
かなり無理目の笑顔と営業用の常套句で出迎えられたものの、私の内心はオロオロしていた。同年代と思しいオトコノコとと二十代後半くらいのお姉さまのお二人しか客はいなかったとはいえ、ちょっと無謀でしょ。いきなりスタッフのひとりが札束を握らせてって、何だその厚みは!!!店員サンは二十代前半と思しい女性2名で、二人はなにやら密談中。ってOKサイン。金は倫理より強しと思い知る。表に回ったおひとりが閉店の札を出したみたい。
そして待つこと20分。男は椅子にふんぞり返り、やれ尺をしろとか、母乳を飲ませろとか、セクハラ三昧。
意にも介さずテキパキと男の髪をバサバサと刈り取ってゆく姿はさすがプロ。って褒めてるさきから、スタッフにさらなる札束握らされる二人はほとんど迷わず満面春風喜色満面。髪のことは相方に任せて少しだけ年上らしい彼女が胸をはだけてサービス。おーおー、いちょまえに美乳ですのお。さらにズボンを下ろし、さすがに唖然。しかし惚けていたのも束の間で、玉から竿まで舐めしゃぶる。愛はともかくテクはある。ここまでは私も余裕ぶっこいてましたが、その後がいかん。よりにもよって私が含み切れなかったバケチンを大口開いて呑み込んだ。鼻の穴全開でおっぴろげて、嚥下する。マジかよ…。ズブズブと吸引されてゆくさまはSFホラーだ。ワタシが演じてる分も相当にホラーなのかもしれないと思い知る。これはポルノというよりホラーの撮影なんじゃないかと疑いはじめてる自分がいた。とにかく男は突きまくり、突き倒し、人間口まんこ娘をオナホのごとく使い倒し、最後は大量精液口内(というより直接胃袋かも)射精で鼻の穴からも大量に逆噴射させながら爆ぜる。何だか置いてけぼりのような割り切れない思いを抱いてたワタシにカメラが向いているのに気づく。たぶん終始撮りつつけられていたんだろうな。なんだか嫌な心を移されたみたいで釈然としない。と、ワタシまで手を引かれ椅子に座らされ、えっ?切るの?みたいな。え~~高校時代のベリーショートからせっかくここまで延ばしたのにトホホ…。ああっ毛布は取らなくていいって、スッポンポンだし、恥ずいよ、とか。でも有無を言わせず頭を抱えられ、鋏を入れられ、気づけば店員サンはいつの間にかもう2名サマ増えていて、隣では3P展開中だし。って、いやああああッツ!!そこは違ううう。
「陰毛は刈らないでええ」
いや、剃ったり切ったりはされなかったけど、ナンデスカソレ?脱色ですか?あああ、脱色したうえに真綿色に染めて、あまつさえ金と赤でメッシュ入れますか?ってか三本ずつこよって三つ編みですか?なぜにリボンつけますか?ひとの陰毛で遊ばないでください。お花畑じゃないんですから。
ってか、何ですかそれ、それドライヤーじゃないんですか?使用法違うんじゃ?いやああ温風ですよそれ?卵胞死んじゃうしい。結局のところノリノリになってしまった店員サン3名の総攻撃に遇い失禁するワタシ。事後、髪の出来映えは外国人なレゲエ風。陰毛に合わせた配色でこちらはリボンの代わりにビーズ細工のお花畑。メイクもきっちりソレ風に整えていただきましたし。まあよい。ここまできたら行き着くところまでいってやるわい。
と、開き直ったワタシですが、次に向かったブティックでまたも挫けましたとさ。
まあ、やっぱりレゲイ風に髪切ってヒゲ剃って顔洗った男は、やっぱり外国人風味に仕上がってましたが、まったくノーマークのお店で実は驚いてるんですが、4階建てのビルそのものがブティックなのでかなり豪華でした。オノボリサンみたいにキョロキョロしながらいろいろチェックです。なんでこんな近場にあるのに気づかなかったんでしょうね?
ともあれ、早いトコ着るもの調達したいんですけど。みんな見てますし。おっ、男が戻って参りました。おおおッ!!スーツユーじゃございあせんか。かなりアナーキーな感じですが、惚れ直しましたぞよ。せっかく一週間もオツキアイするのですからね、やっぱりドブネズミよりはワイルドリンクス?みたいな。あっ、ところでワタシゴトで申し訳ないのですが、今回撮影に使った服とかアクセの類はすべていただけるそうです。最初のドレスステキすぎましたからね。パパ1号ちゃまとの勝負上着にとっておきますよ。あっ、いよいよワタシの買い物みたいです。
って…。
ナンデスカコレ?
やっぱりワタシで遊ぶ企画なんですね。
いいですよ、着てやりますよ、これでも女優ですからねワタシは、トホホ。
次々と手渡される衣装を身にまとい生着替えなファッションショーのはじまりです。
って、みんな激写してるし。なんか人垣できてるんですけど。お店で生着替えってヤバクないですか?女生徒サンとかも普通にいますし…。警察とか来ちゃったらアウトなんじゃ…。
それいぜんに、宇宙人みたいなのとかトカゲの着ぐるみみたいなのとかでは、さしものワタシもアッチョンブリケ。
でもって、結局スッポンポンになり、まんこで一回けつまんこで一回激ファック。
やっとこさ慣れてきたみたいで今度はきっちりオルガズムを射精に合わせられました。
いや、たぶん別に本気でイカなくてもいいのでしょうが、たとえ演技でも本気でやらなきゃ相手に失礼だと思うのです。
まあ、女はイコウと決めなきゃイカないで済む動物ですから、イクと反動はすごいし心身に負担はかかりまくるのですが、楽して儲けるのってシュミじゃないっていうか、アマチャンなんでしょうかね?ワタシは。だってイクのは感謝のシルシだと思うんですよ。
ともあれ白熱の2回戦が終了し、アナルに大量発射された精液を垂れ流しながら、男のちんちんをお掃除してエンド。先ほどの悔しさが残っていたせいか今回は必死に呑み込みましたが、予想通り胃袋まで届いてますよ、このデカチン野郎。あっ、お掃除はしたのですが、予想通りゲロまみれにしてしまいましたので差し引きゼロ?ミタイナ…。

【CHEEP HIPPIES】

21時15分、ホテルに到着。夜景がステキな絶好のスイートで、入念にお風呂に浸かりハードな一日の残滓を洗い流しました。
そんなところまで撮影されてますが、それを楽しむ余裕もやっとこさ出てきたようです。
一時はどうなることかと思ったのですがね。
夕食くらいは意見を合わそうかとも思ったのですが、ヤツめがおフランスなぞ決め込みやがりましたもんで、ワタシはタイ料理なぞにはしってみましたとさ。
ううううるうる。カイヤーンマジでいけてます。ソースも本格イサーン式だし。
考えてみれば朝7時にフレンチトーストと野菜ジュースだけの朝食を摂ってからミネラルウォーター以外何も口にしていないうえ、とことんハードなおセックスの連続だったから腹ぺこなのは当然で、だからここのメニューを見たとき全部の料理を注文したくなったんだけど、ジョークのつもりでポロリとこぼしたらスタッフサマからOKでちゃってビックリ。半信半疑で全品スモールサイズにして注文させていただいたんだけど、寝ている間さえ撮影がつづくこの手のライブでこれやっていいのかとマジ不安。モデルとしての自分はダメ出ししてるんだけどなぜか、もうひとりのワタシは納得していて。いくらスモールサイズでもメイン3品は大皿だし、絶対に体型に響くし、胃もたれだっておこすだろうし。最悪の場合は消化不良だっておこしかねないというのに、ワタシはそれでも食べてます。バクバクと。ほとんど無心に。
とても不思議感覚。
いくらロジックじゃ測れないのが人生とはいえ、これでいいのか?ワタシ。ともあれ、久しぶりのタイ料理の辛さで、うっすらと汗をかいてしまい、オナカもちょっと重鈍く、あっキタ~~~~~という感覚で席を立ち、トイレを告げるとスタッフが「ではスカプレイいってみますか」とのたまい、心の中で肩を落とし、ため息をつかずに呑み込み、覚悟を決めて振り向くと意外や意外、ヤツめがのたまう。
「明日でいいんじゃねえの?」
その一言で撮影は終了し赤外線カメラを残しスタッフ全員退場。
トイレへ駆け込みやっぱり少々下痢してしまったウンチと焼けるような腸の痛みとしばし格闘し、まだ残糞感アリアリだったけど踏ん切り、軽くシャワーを浴びビデも使い、たぶん4日目はほとんどだいじょぶなはずだけど一応タンポンを挿入しました。
すでにベッドにふんぞり返っていたヤツめの腋にそのままスルリとすべりこむ。
ちょっぴり迷ってから「ありがとう」
「タイ料理ってどんな感じなの?」
「…うーん、ひと言では難しいなあ、試してみればよかったのに」
「あんまり嬉しそうだったんでさすがに手エ出せなかった」
げげっ…。どんな顔してたんだろ?ちょっコワイ。
「インド料理ってさあ、クロスオーバーなトランスって感覚わかるかしら?」
「……なるほど。よく辛いって言われがちだけど、実は絶妙のハーモニー。まあ、辛いことは辛いから、ある程度以上辛さに耐性がないとその絶妙さが理解できないってところはあるけど言い得て妙かな?」
「それがインド料理だとして、やっぱりそれはスパイシーでソース自体が味を大きく左右してることには変わりないんだけど、タイ料理は唐辛子・レモン・ニンニク・生姜・ハーブ・醤油・砂糖の組み合わせがベースになることが多くて、まあ醤油はナムプラーだしレモンはマナオだったりレモングラスだったりだし、実際はどれも現地のものは日本で言うところのものと若干違う種類のものなんだけど、その一つ一つがカオスに自己主張し合ってるにもかかわらず素材のよさをソース的に侵蝕しないっていうところがハードコアパンク?ベースが出来上がりすぎてて配合が変えられなかったり大きく変動する余地がないところも似てると思うの。ワタシ自身は勝手にスカ的だなって思ってるんだけど、これは感覚的なものだから説明できないしカナリビミョー。でもロックンロールがイギリス料理でソウルがメキシコ・ブラジル・アフリカ系煮込み豆料理ってのは絶対に推したいかも」
「ははん。んじゃあ和食は?」
「うーん…。ほとんどの料理が海外から入ってきた料理だしねえ…。純粋に日本で生まれたのって刺身くらいでしょ?梅干しや味噌が定着しちゃってからはパターンが多様化したとはいえ、もともとは素材の好さだけ?ワサビと醤油とか醤油と酢とか。だから和食は旋律を刻まないというか、そのままずばり、お祭りじゃなくて祀るというところからの囃子なんてのはどうかしら? 無論、こじつけだけど(微笑)」
ヤツめはニヤリと笑った。
「やつぱり正解だったよ。アンタで」
「はい?……。…それって、もしかしたらあなたがワタシを指名したって、そーゆーことかしら?」
「ああ。NG無しってコが少なかったのもあるんだけど、将来の夢のところが気に入ったから」
「一流の企画AV女優になりたい…だったっけ…」
「まあ、この企画が成功したら、目的も達成されちゃうわけだけど」
「……。ワタシには理解不能なんだけど、そんなにビッグイベントな企画なワケ?」
「終わったらイヤでも思い知れるよ。後悔することを請け合っておく」
「んー。イマイチわかんないんだけど、どのみちリタイアする気はないし。何かわからないけど何かは手に入りそうだし、とりあえず、やれるだけはやってみる。ところであなたは何者?」
「チンコのデカイだけの浮浪者かな」
「ふーん…。一応納得してあげる。ところで、する?」
「したいの?」
「うん、したい♪」
「今夜は辞めとこ」
ヤツめはそう言うと、ワタシを軽々とベンチプレスし左腋から右腋に移した。
なるほど。パパ1号ちゃまとおんなじだ。男の人は心臓を長時間圧迫されるとかなり苦しいらしい。ワタシは好意に甘えヤツめの右胸に頭をうずめた。
本当は傷の治りが心配だったから、できれば避けたかったということを見透かされたのかもしれない。する?じゃなくてして?と言うべきだったことはわかりきっていたんだけど…。女優的にはアウトだけどここは反省するより素直に感謝しておこう。
瞼を閉じ、右腕を首ったまに差し込み、横ばいになって左足を絡めたら、ちょっとだけ濡れはじめた貝がキュンと鳴いた。
ワタシの裡でヤツめはコイツに昇格していた。
オヤスミナサイ。

【Nostalgic'69】

でもって二日目は、本当にスカトロプレイの撮影だったし。
朝からたっぷりと満遍なく食物を与えられつづけ、便意がかなり強くなってきたところでロケ地に向けて出発し、現場に到着したときはマジ驚いたというより、ちょっぴり泣きたくなりましたデスハイ。
住宅街の袋小路的なスポットというか、計画がいい加減で後付けとかしてるうちにハミダシモノ的に浮いちゃった疎外空間というか、なんとなく人が来そうな気配はない静閑とした場所とはいえ、一応住宅街ってことには変わりないと思うんですけど…。
スカトロ自体は覚悟していたけど、それはプレイとしてで、こういう無差別的にひとに見せつける可能性のある露出的スタイルなのは、あまりにもあんまりだと思うのです。
ちょっと逃げだそうとかも思いました。
でもここまできて逃げ出すのは癪なので、ことばによる抵抗をちっぴり試みてみたのですが、待ってましたとばかりにスッポンポンにひん剥かれ、挙げ句緊縛されちゃったのでありましたトホホ。
でもって結果的に、ゆるやかなコーナーにあるところの路上まで大きく張り出した街路樹の枝に吊され、ワタシはいま地上80センチほどの空中で、ひしゃげたカエルみたいな格好で逆さに海老反っているではありませんか。
でもってコイツはあっと言う間に脱いでるし。脱ぐっていうより引き千切ってますけどね服。
ああ…おちんちんサマが目の前に…。
当然AV女優ですから言わんとしているところはイヤでも解りますよ。
おちんちんサマにチュッチュしておりますと、ついにきやがりました。
意識的に閉じているケツマンコに、いま特大のアナルビーズがねぶるようにゆっくりと押し込まれています。おちんちんサマ放してしまうほどヤバイ状況です。
キモチヨサズキル~~~~~。
いまワタシはどんな顔をしてるのでしょう?
とても心配です。
押し込まれるのも凄かったですが、引き抜かれるのもタマリマセンデシタ…。ちょっと出たかも…。
間髪をいれずにまた押し込まれました。いやああッ!そのうえくすぐり責めですかあ?死ぬうう死ぬううとか苦鳴をまき散らしはじめております。無論、死にませんが。
あっ、出た。
堪えきれなくなったウンチがたぶん3センチほど肛門括約筋からはみ出しているんじゃないかと推測されます。
なんとかそこで踏み留まっていたのですが、コイツに租借されはじめたらもうイケマセン。堪え性を失ったワタシの括約筋はもう活躍することを拒否り、次から次へとウンチサマをこの世に産み出してゆくのでした。
あとはもうスタッフサマたちの思惑通りってゆーか、コイツのスゴサを思い知らされたとゆーか、69なVの字に自ら大開脚した体勢で、ウンコサマをゆるゆるとひり出しはじめたではありませんか。
まさかというか、とうとうというか、やってしまいましたね、ちょっと複雑。
美味しくいただけましたといえば嘘になるけど、嫌ではなかったです。さすがに大量に嚥下したときは脂汗が滲んできましたが。
まあどうだろ?パパ1号ちゃまのなら食べてみたい気がしました。
それにしても、二人分の体重がかかって大きくしなった枝が折れるんじゃないかと思うと恐怖に興奮はMAX飛び越え、完全無欠にケモノになってたワタシはたぶんαケンタウロスあたりまで逝っちゃってた模様。
このあとコイツは逆立ちしてアナル挿入という荒技を披露しやがるのですが、明らかに意図的にときおり手を放したりするたびに枝が大きくしなって地面が目の前に迫ってくるという死刑台のエレベーターな恐怖を何度も与えてくれやがりましたうえに、あまつさえウンチ味のベロチュー攻撃でほとんど失神寸前になったところへ、集団下校な高校生らしき方々が通りかかり、お父さんお母さんゴメンナサイ…。
「いや~~やめて~~」とか「マジヘンタイってかブキミ」とか「人間として終わってない?コイツ」とかおっしゃられながらケータイなんぞで激写されだした頃には涙が堰を切って溢れだしてしまい、視界は曇ってマジ泣きしてしまいました。
シチュエーションとしては和姦なのですがね、肉はともあれワタシのココロは完膚無きまでに強姦されてしまったのでありますよ。
撮影後、肩を落としたまま呆然自失状態に陥っていたワタシにメイクサマが、「限りなくライブなんだから」とか、髪をナゼナゼしてくれましたことを、ホテルに戻ってお風呂に浸かって暫くしてからやっとまともに考える余裕が出てきたら、もしかしたらアクシデントも含めて全部が全部アレなのか、とも思い至る次第で。
そんなワケで本日分の撮影のラッシュを無理言って粘りまくって、深夜になって観せていただいたのですが、
それとして、コイツはやっぱり超のつくド変態だと思います。すっげー美味しそうに食べるんだもん。なんかマジムカツク。とっても嫉妬ナノデスヨ。

【タイムマシンにおねがい】

三日目は、一日中生き物プレイでした。かな~り大規模な自然公園みたいなところで撮影したのですが、ギャラリーはまったくおりませんでした。
いやあ……。
ぶっちゃけ、吐きまくりました。ゲロプレイになっちゃったかもです。
両生類とか爬虫類とか魚とか虫とか蜘蛛とか蜈蚣とかゲジとか蠍とかザリガニとか蟹とか蝸牛とか海牛とか三葉虫とかスカシカシパンとかと戯れました。
後で聞いたら毒とかはすべて抜いてあったとのことだったのですが、見るからに毒々しいモンスターな大蜘蛛に刺されたときは、短かったワタシの人生、サヨウナラお父さんお母さんってなところまでいっちゃってました。
デイヴィッドとジョンが来るよ~~~~とか、あらぬことを口走ってたようです、ゴメンナサイ…。
ちなみに三葉虫ってのはもう昔昔に絶滅してる節足動物の一種らしいんですけど、どうやらこの業者サマは生物研究やら宇宙物理学やらにも力を入れてるそうで、ほかにもアンモナイト(これはワタシも知ってました♪)クンたちと一緒にバスタイム(実際はやや高めの水温)したりして、撮影開始直後は虫責めで死ぬかと思われましたが、このあたりからワタシが撮影を楽しんでたフシがあり、それは彼らがとてもチャーミングだったからにほかなりません。興味のある方はぜひビデオを鑑賞してみてくださいね。
ともあれ、最悪だったのは逆海老に吊られたままの体勢での蜘蛛と蠍と蜈蚣とゲジの共同戦線で、気色悪さとおぞましさと這いずりまわる触感に拷問的快楽世界へと強制的にいざなわれてしまい完全にダウン。スカトロ撮影じゃないというのに、もういろいろなものを垂れ流してしまいました、ゴメンナサイ。キュンしちゃったのはアンモナイトとか蝸牛とかタコとか。イボテズルモズルというヤツがいて、ほとんど悪魔的に気色悪かったのですがプレイは狂乱の宴的に悶え死にました。無論生きてますけど(苦笑)。
と、まあそんなカンジで、這々の体ではありますが、なんとか前半を乗り切ったワタシでした。
本当はもっと細かいところまで書きたいのですが、それをやっちゃうとビデオを観てくれる方々に失礼なんじゃないかなと自重。
それに、ここまで珍体験させていただいてるワケだから、どーせならいつか手記みたいのを書きたいってのもありますし。
ちなみにコイツ本日は一切ワタシを抱かなかったくせに変態プレイに興奮してドビュドビュ射精しまくってました(笑)。
さて明日は、獣姦です…。それも「今まで世界中で誰も挑戦しなかったくらいスゴイお相手をたくさん用意してますから大いに期待してください」なぞとスタッフサマにのたまわれてしまいましたので、期待っていうかたしかにドキドキはあるんですが、はっきり言ってコワイです…。
あふ~~~~~~ん♪
さっきまで執拗にワタシの外性器をゴシゴシちんちんでコスっておりましたコイツのが一気に奥まで入ってきやがりましたもんで、ではまた明日。

【国旗はためく下に】

朝起きるとコイツは巨大な一匹のライオンになっていた。
どんな夢を見てたのか、起きた瞬間のショックですべて忘れてしまうほど驚天動地だったのです。
なにかやたら気持ちのよい夢だったような気がするのですが…。
ともあれ起きたらライオンさまに舐められていたのです。
とにかく痛かったのです。
快楽はたしかにあったんだけど、苦痛がそれを上回りすぎて、とゆーかたぶんこの刺激を認めてしまい受け入れてしまうのがこわくて、愛し合うという高みまでは踏み込めなかったというのが本当のところなんじゃないかなと。たとえば腕を軽くつねるという行為があったとして、自分でつねったのと、他人につねられたのと、大好きなひとにつねられたのでは、同様の刺激が加えられているにもかかわらず、異なる刺激として感じてしまうという人間の生理学としてのアレで、脳内変換されたときに決定される知覚としてのふるい分けが、メンタリティーな部分に大きく影響されるところでの『痛み』と『快楽』は、本当は同質なもので、常にそれを受容する側のココロによって左右されてるんじゃないかなと。だからワタシの脳がくだした裁定は、獣姦といういうものへの歩み寄りが不足していたことを物語っているのだと思われますし。ともあれライオンさまは紳士的に、静かに腰を動かしてたのですが、ワタシはケモノじみた声で吠えたくってましたとさ。
何度かセックスを重ねれば変わってくるかもしれませんが、今のところはライオンさまより人サマの方が圧倒的に好きですねワタシは。
撮影はさらに進み、イノブタサマとも絡ませていただきましたが、行為の途中で、いきなり黒スーツにサングラスな男二名が乱入してきて、いきなり銃を抜いたのです。
実はその様子を見ていたわけじゃなくて、「hands up!!」とか聞こえて(実はこれも覚えてなくて事態に気づいたのはスタッフの反応からでしたが)、目をやると、彼等がそこにいたというわけですが、いたと思ったときは既に崩れ落ちるところで、実はコイツがあっと言う間に銃で返り討ちにしてたのでした。でもってコイツはワタシの手首を掴むと全速力で走り出したのです。なになになになに?ってか、ワタシも足は自信がある方なんですけどね、ほとんど荷物みたいに宙に浮かんでる状態で、たまに足が地に着くとゴキとか激痛が…。ほとんど宙に浮かんだままで振り返ると、かなり後方ではありますが走ってくるじゃありませんか、彼等がっ。ってか死んでないしイ!!よくよく思い出してみるとなんかジョン・スミスみたいだったし。とにかくこいつはスゴイ速度でロケ場の外に飛びだすと、折しも走行中のバイクから乗っていたアベックを振り落としざまに奪い飛び乗り、いきなりフルスロットルで爆走しやがりましたです、はい。みんな見てるんですけどねえ、スッパですよスッパ。ってか、スタッフたちまでバイクやら車やらで追いかけてくるし。ナンデスカコレ?ワケガワカリマセン。逃げるより警察呼べよ~~とマジで思いました。もしかしたらヤラセでしょうか?ああ、そうか、これも筋書きのうちなんだな、と思うと急に安堵感。そのままオシッコたれちゃいましたが、ま、いっか。
と、よくカーチェイスの映画なんかでお馴染みな通行止めのゲートみたいのが眼前に、係の方が制止してるんですが、ああ、やっぱりやった…。そのまま後続のスタッフたちも続き、ワタシたちは海の上を一直線に走ってる真新しい道路を爆走しています。
何か歌いたくなったかも、一発いっとく?

【私は風】

どのくらい走ったのかはよくわからないのですが、海上に何だか丸いドームみたいな建物がぼんやりと見えてきました。
ここからはもうほとんど映画みたいなノリで、ジョン・スミスみたいなやつらもどんどん増殖してきてたから、もうワタシはほとんど遊びな気分で歌っちゃってました。1999~Purple Rain~Zoo~Relax ~DR.MABUSE~Sweet Dreams~Bikoと、7曲ほどメドレーで歌い終わったところ、コイツがAvalonを歌いはじめやがりましたのでワタシもハモらせていただきさらにデュエットでもう一曲、Wish You Were Hereを歌いきったところで、敵キャラとの応戦に忙しくなりやがりましたコイツを尻目にワタシのみがEverybody~Time After Time~PINUP BABY BLUESまでさらに歌い、最後にPROPOSEをふたりで決めてみましたが、途中でスタッフの車が1台海に落ちましたし、やはりカメラを担いでるスタッフサマのバイクが1台ガードレールまではじき飛ばされましたし、何人かのジョン・スミスもくたばりやがりましたし、ここまで荒唐無稽だとさすがにリアリティーゼロなんで、せっかくだからワタシも女優的に盛り上げようと、コイツに腕だけはしがみついたまま、ちっと自分的にアクロバッティブな曲乗りなんぞかましてみましたとも、はい歌いながら、無論笑顔で。ドームというより傘が広くて茎が太短い漫画チックなメルヘンキノコ型の建物なんですがねこれは、あきれる程長い円周のまわりを半周して、乱暴に横付けされたバイクから、アイスダンスのリフトみたいに降ろされ、かなり広めのタラップみたいな階段を昇らされて、どーせだからって振り返ってポーズなんか決めてみたりして、今頃になって続々と追いついてきたジョン・スミスたちに嘲笑をくれて、ってかやっぱポーズへんっ!!やっぱりアレみたいなポーズしてるし。って、その後ろから飛行機ポーズでアンナしてるグラサン娘を追いかけてくるのはアレックス?なのですか?何か巨大なトマトまでやって来ちゃったんですが、どーしますか?とりあえずワタシは片手を前に突き出してウインクしながら「BANG」と、とどーでしょうアンナ死んでるし。おもしろくなってきたんでもう一匹とか思った途端、腕引っ張られまして、スタッフたちと奥へ移動、そのときまた銃声がして最後尾のスタッフがタラップの最上段から視界の外へドロップアウト。比較的近くまで来てた女性スタッフがオナカをおさえて倒れかかり、みるみるうちに血に染まってゆくではありませんか…。敵キャラを撃退していたらしいスタッフも何人か血を流しておられますし。何とかシャッターが降りたみたいで映画的には一安心?もちょっち半信半疑になりかけてるんですが。ともあれ、いちばんヤバそうなメイクの女性をワタシもお世話になった医療スタッフがブラウスをまくり治療中。マジデスカコレ?特殊メイクとかですよね?デモナゼニ血が流れ続けてるんでしょう?ってか、マジで腹筋の中から弾丸引き摺りだしてますけど?うげえ~~。苦手なんですよスプラッターは…。酸っぱいものに汚れたワタシの手のひらの隙間から、メイクサマが苦痛を無理矢理我慢してる顔をちょっと崩して、まんこポーズな拳を突き出してくれやがりました。いや、ポーズが違うだろうというツッコミはよして、とりあえず安心させてくれたことに感謝。

【あやつり人形】

今メインスクリーンに驚愕の事態が映し出されてます。
警備の方々やヘンテコな敵キャラの方々を振り切って、ドームに籠城したワタシたちなわけだけど、ここからがまたふざけすぎてました。
現在スタッフはワタシを入れて総勢27名。
現在方面シナリオの全容を理解してないのは多分にワタシだけなんじゃないかと推測。
ワタシは99%までヤラセであると信じているのだけど、その自信すら何を拠り所にしてるのかまったくわからず、自信というより信じたいだけなのかもしれません。信じなければ壊れてしまいそうだからです。だいたいこれがヤラセでなければ彼等は生粋のテロリストだし。
ドームに侵入するとすぐに彼等はテキパキと作業を始めたのですが、全員の役割分担が前もってきっちり組まれていることは火を見るよりも明らかでした。
巨大なホールにたどり着くと壁際にもっとも近い席にコイツとメイクサマが陣取り、PCのモニターみたいなのに指を触れただけでフォンという機械音がして機能が立ち上がり、ちょちょいとキーボードを叩いただけで認証の文字が画面に浮き上がりました。それからすぐに眼の前の壁に、外の状況が分割された画面で同時に映し出され、と同時に、あきらかに犯人に対する説得みたいな外部通信が聴こえてきました。警備の方々とヘンテコな敵キャラな方々は互いに敵対関係にあるらしく、激しい銃撃戦を繰り広げていて、少なくともドーム周辺にはワタシたちにたいして説得活動を行っているような行動は見られません。それどころか報道徽章を腕に撒いた男がよくバラエティー番組で映し出される大型の撮影機器を操っている姿さえ見られ、彼が撮影してると思しい情景が、ようするにドームの姿がこちらのスクリーンにも映し出されているうえ、遥か遠方からの撮影映像まで届いてるのです。男が身につけている徽章がかなり有名な海外のテレビ局のコピーなのは相当に悪趣味だと思うし。AV女優であるという立場もすっかり忘れてしまいそうになるくらい周囲の状況ばかりに頭がいってしまっていたそのとき、突然事態は動いたのでした。
それはわからないくらい静かにやってきました。
それがいつだったのかはっきり認識できなかったほど、いつの間にかでした。
あまりにも猥雑に分割されたスクリーンのせいかもしれないけど、そのうちの3つ、つまりあちら側からこちら側を撮影している映像に如実な変化が顕れたのです。

キノコは空に浮いてました。

まったく音もしないし揺れてもいないのにこのドームは浮遊してるらしいです。
その姿は瞬く間に点となり、すぐに見えなくなりました。
左隅に偏ったスクリーンから訝しげに目をずらすと、そこは、たぶん宇宙というセカイでした。
ワタシはまったく意図的ではなく、気づけばアッチョンブリケなポーズをしてました。
女優であることを思い出したのはスクリーンにその姿が大写しになったからで。
気づけば至近距離でカメラサマがレンズを向けていて。
ワタシは相当に恥ずかしくなって、モンローポーズを決めてみましたが、スッポンポンだったのでサマになりません。
「きたぞ!」
緊迫感を醸し出しつつも嬉々とした男性スタッフサマの声音で、その御仁が注目してる方面の画面に目を移しました。
すぐにその映像は中央の大型スクリーンに移し替えられましたが、某国某社の報道番組の様相を呈していたのです。
学校英語の範疇からは飛びださなかったワタシの拙い語学力では全容を理解することは到底不可能だったけど、8名が死亡とか宇宙船を奪ったテロリスト集団とかいう短文程度は嫌でも判りました。その画面が横に押しやられ中央に割り込んできた映像に音声が切り替わり、明らかに我が国の国営放送な3文字が幅を利かせた画面の中央でお馴染みの女性キャスターにクリソツなお方が神妙な面持ちでしゃべりはじめるのでした。

よりによって、ワタシに向かって…。

ようするにワタシはここにいる唯一の被害者で、人質という位置にあるらしいです。
こともあろうかワタシに向かって犯人を説得するよう求めているではありませんか。
宇宙船(航宙母艦エロースという名らしい)を完全にコントロールできるのはコイツとメイクサマだけなので、隙をみて可能な限り行動を抑止してほしいという。そうすればまだ遠隔操作で強制的に地球に戻せるというのです。タイムリミットはあと5分30秒。ご丁寧に残り時間のカウンターが画面右下に表示されて、それは刻々と0に近づいてゆきます。
ワタシは完全にパニック状態に陥ってます。
ワタシニドウシロトイウノダ?
画面から目を離し、あたりを見渡すワタシは、たぶん、いまとっても情けない顔をしてるんじゃないかと思うのです。
スタッフサマたちはまったく無頓着に思い思いの作業をしています。
どうすればよいのかまったく何も思いつきません。
冷静になるにはあまりにも時間が足りないような気がしましたが、とにかく状況を整理してみることにしました。

ワタシはAV女優である。
ワタシは女優として、この企画ビデオに出演している。
かなりサバイバルな内容であることを知らされたうえで契約書にサインした。
しかし犯罪だとは聞いてない。
本番行為の撮影をするだけで犯罪であると唱える方もいるけどワタシは決してそうは思ってないので、AV撮影自体が犯罪だとは認識していないという観点から言っても、この撮影にはあまりにも胡乱なものが多く含まれているように感じられる。
ドーム到着までの事象のすべてはそれ相応な資金があれば実行可能なヤラセと考えられなくもないけど、それをすべてヤラセで括るには、のっぴきならぬ状況であるとも考えられる。
少なくとも宇宙船なるものを一企業ごときが所有していると考えるのは相当に無理がある。
そもそも聞いてないし、こんな船を日本が開発していたことすら。
百歩譲って、企業が秘密裏に開発していたとして、それ自体が法律に違反している可能性が高いんじゃないか?もっとも憲法なぞさわり程度しか知らないワタシではあるけど、少なくともこれは大規模な計画的犯行である可能性が高い。
ワタシに選べる道はどれだけあるのだろう?
(1)人質という立場を貫くことによって犯罪者にだけはならない道を選ぶ。
(2)本気で説得してみて、様子をみる。
(3)完全無知な人間のフリをし、ヤラセと信じている立場を貫くことによってAV女優の立場で勝負する。
(4)善悪の判断や倫理的なことは他人に任せてAV女優であることを最優先する。
(5)無造作にワタシの前方85センチ程度のところに置いてあるヘンテコな銃を掴み即座に2人を撃ち殺す。
さて困った。時間があんまりないし、迷っている暇はあまりない。
人間的には5が正解みたいな気がするけど、無駄死にする可能性も大。いや待てよ…。
何故、ワタシがここに存在してる必要性があるんだろう?と、考えてみる。
ワタシには人質としての価値が本当にあるんだろうか?
パニック状態なのでよく判らないけど、ワタシがいない方がことはスムーズに運ぶんじゃないか?
というより、寧ろワタシは因数外なんじゃないのか?
もしこれが本当に犯罪的なことなら、そう考えた方が寧ろ当然なように思える。
そもそもこれ見よがしに置いてある銃ってのはどうよ?
ワタシの選択肢をいたずらに増やしてるだけのような気がする。

【dis- CLUB MIX Version】

試してみたいッ!
その欲望が途端に脳を支配する。
さあ、やれッ!
ワタシのなかでもうひとりのワタシが声高らかに命令する。
ほんの一歩前に踏み出すだけで、それはかなう。
左足を踏み出しながら銃を手に取りそのまま…

自分の頭を撃てばいい。

玉は出ないだろう。
ワタシの推測が正しければ。
額から汗がひとしずく垂れて鼻の頭を濡らした。ちょっとこそばゆい。

暴発寸前の欲望をワタシのなかの女優がすんでのところで回避した。

絶対におもしろくないのだ。もしここでワタシが種明かしをしてしまったら、この企画自体をシラケ成分が覆い尽くしてしまう。
おもむろに半歩左足を前に出し、一呼吸置いてから右足を踏み出す。ゆっくりと銃を逆手に取り、カメラに向かってワタシのAV女優人生史上たぶんダントツにトビキリのウインクたれて、そしてワタシはその銃を

いきなりまんこに突っ込んだ。

無論、カメラ目線で。

【末路】

毎秒1994kmで航行するエロースはいま、土星の軌道上にあるらしい。らしいというのは、単に軌道上というだけで現在の土星は太陽を挟んでほぼ反対方面にあるらしいから当然見ることができないのだ。
あの輪っかを見てみたかったワタシとしてはとても残念。それを言ったら「今度見せてやる」とあっさり言われた。
そして私たちの銀河の中で、私たちの恒星系に唯一存在するというソード(門=ワープポイント)に突入するときが刻一刻と近づいてきた。
それはどんどん近づいてきた。
エーテル宇宙に浮かぶ無脊椎動物なそれはオーロラみたいなクラゲみたいな不定形をしていて、撮影で戯れたばかりのモンハナシャコみたいな色合いをしていた。
それは一瞬と言うよりは長く、だからといって数を数えるほどの間はない程度で終わった。
ワタシたちは、別の銀河にお邪魔しているのだ。
目的地に着くまでの間、無重力室で食事をしながら乱交というのを撮影した。たぶんとても変だった。わざわざ全員スーツやらドレスやらに着替えワインなども用意して宇宙宴会な雰囲気で攻めたのだが、服を脱がすという行為さえ普段と全然違っていてとても手間取り、この滑稽さはぜひ発売されるビデオで拝んで欲しいものである。
撮影は、無重力状態でのセックスをテーマに敢行されたため、ワタシの子宮内および膣内に6台のマイクロカメラが取り付けられたが、それはワタシのもっていた知識とは大いに異なるノミというより微生物レベルの寸法な肉眼では判別不能なサイズだった。どうやらワタシの知識はとても遅れているらしい。
固形の食物はさほど苦にならなかったけどワインやらスープやらは非常に手こずった。液体の形をしていないので飲むという表現が当てはまらないそれは、たぐり寄せるといった方が適切なんだろうけど、引っ張ったからといって着いてきてくれるわけではないので、自分自身が追いかけていかなければならない感覚?があり、なんだかやたら顎やら筋肉やらがとても疲労している。セックスの最中も酸素を捕まえるのが難しくて、なんだか死に損なったカエルみたいになってたような気もするような。身体はとても軽くて動きやすいことはたしかなんだけど、だからといってスムーズに腰を動かしたりできないのは、反動が無いからなんだと思う。まあ、ただ慣れてないからかもだけど。
ともあれワタシの失禁したオシッコが垂れ落ちてくれなくて、そのまま側に浮かんでいるのはとても恥ずかしかったです。
液体なのに個体みたいな、その触感もヘンテコなのでありました。
酸素がほとんど流れてない分、同じ位置に長くいると吐き出した二酸化炭素が多くなり酸欠状態に近くなってしまうという、身体が上を向いててもその逆でも脳にイク酸素が通常よりも少ない感じで、地上で逆立ちしてるよりはよっぽど楽だけど、横になってるよりは苦しいという、そそんなところでした。
顔射シーンで顔まで届かなかったのは大爆笑でありましたが、ともあれ2時間ほど全開でセックスをたのしんだら、全身ガクガクの脱力状態に陥ってしまいましたとさ。
やってる方は必死だったけど、地面に束縛されてないため、物凄くヘンテコな体位をたくさんやれたので、自分自身見るのが超たのしみなのですよ。
感覚自体はやったら開放的で、お風呂で溺れてるみたいなんですがね。手足とか、あらゆる器官が別の生き物というか、どこか独立した生き物みたいで、なかなか命令系統を上手く伝達できなかったので、次回挑戦の折りにはぜひ無重力訓練なぞも受けてから、カッコヨク演じたいとか思ってます。ってか、あるのか次が?

【残酷な天使のテーゼ】

目的地であるところの惑星がどんどん大きくなってきました。
不思議と振動はありません。
突如、重力が変化したかのごとくエレベーターな感覚にみまわれたけど、それも一瞬。どうやら飛行艇は垂直降下運動に移行したということらしいです。
彼らはとても人間に似ていました。
山羊のような角があり、ナメクジのような触手を額にもち、背に見事な翼をいだいている意外は、手足の指が少々細長いほか人間とほとんど変わらないと思います。
私を含めて6名だけが地上に降りましたが、向こう側でもやはりカメラのような機器が数台待ちかまえていました。
会話はこちら側が用意した文字入力による自動翻訳機みたいなもので行われました。
簡単な挨拶が済むと、向こう側の代表者6名と一人ずつ握手し、さらに向こう側の挨拶なのか尻と尻を合わせるという儀礼も行われました。これで私たちはしりあいということなのでしょうか。
ともあれ荷物を向こう側が用意した車に乗せ、我々は目的地に向かいました。
彼らが生きてゆくために絶対不可欠な物質を含んだ食用動物が伝染病によりほぼ絶滅に近い状態にあり住民に行き渡らず、摂取不良から多くの死者を出しているという事態を回避するため、宇宙に向かって電波通信によるSOSを送り続けていたところ、たまたま調査探索用に送り込んだ無人ポッドが傍受し、今回の使節団とあいまった次第だとか。
わたしたちは、その化学式からほとんど類似の植物を代用品として持ち込んだわけで、現在向こう側の分析が終わり、どうやら彼らにとっての毒成分も発見されなかったらしく、笑顔で戻ってきた彼らに、いまコイツが栽培法を教え込んでいるところ。
テングタケという属名のキノコの一種でキチガイワライベニテングタケという珍名なそれは、彼らに必要不可欠なシロシビンとイボテン酸を多く含み、地球上ではかなりの広域に自生しているらしいんだけど、αアマニチンという毒物を含む他のキノコと見た目がまったく同じであることから、素人が採取すべきではない植物として分類されているとか。
いずれにしても、この地の土壌で栽培可能という判断がくだされ、私たちの使命は果たされたらしいです。
ところで、ここでひとつの提案がなされ、惑星間友好の第一歩として、異星人間のセックスを撮影したいというのです。
無論、ワタシは胸を張ってその偉大なる栄誉を受け容れました。
歴史なぞ、そのすべてが文献に記されているわけではないとわかってはいますが、多分に地球人初の出来事だったんじゃないかなと。
彼らは空を飛べたので、撮影は高度20メートルくらいの空中で行われました。
ちんちんの太さは普通サイズでしたけど、先が八本に枝分かれしていて長さも140センチほどあったから、行為の最中にアナルから挿入された分が何度か口腔を突き破ってきたり、卵管の中やら盲腸やらの中まで侵入され、ワタシははしたなくも空からうんこやゲロを撒き散らしましたが、異質のエクスタシーを何度もカンジテ失神し、気づいたときは宇宙船内のベッドの上だったのです。

【戦争しか知らない子供たち】

さっき火星とニアミスしました。あともうほんの数時間で地球に到着するとのことです。
7日間の撮影が2週間も延びたわけだから、ギャラは3倍もらえるかもとか思ってもみたしたが、もともと破格でしたから、まあさすがに充分かとも思います。というより、契約どおりでも使い道がわからないし。とりあえずアパート暮らしはオサラバしようと思います。有名人になっちゃうかもだから興味本位な近所の目もイヤだし。
ああ、そうそう、帰りの行程でもほぼ毎日8時間ほどかけて、いろんなセックスの撮影をしたのですよ。
無重力状態での泳ぎもサマになったと思うから、ぜひチェックしてみて欲しいな。
あと、くだんのキノコを乗組員全員で食べてみたんだけど、もう笑いが止まらなくてどうしよーもなかったです。ぜんぜん何でもないようなちょっとしたシグサとか、単純に誰かの口許を見ただけで大笑いの連続ではさしものワタシも腹筋がよじれまくりましたし、何だか色彩感覚が全然狂ってて、もうシュールな立体芸術の世界でしたとさ。
今日はクランクイン以来初めて丸一日オフでした。
いろいろと考えてしまったのですが、本当のところはどうだったんでしょうね?
実は、そのことについてワタシはどうでもいいような気がしているのです。
よくよく考えれば現実感に乏しすぎます。
ようするに漫画みたいなんですよね、現実と乖離しすぎてて。
もう一度眠って目が覚めたら、もしかしたらすべては夢だったんじゃないかな、とか。
そんなことを考えてたら、コイツが来ました。
ワタシの髪をぶっきらぼうにかき撫でるコイツにワタシはついにいちばん聞きたかったことを。
「どうしてワタシなの?」
答える代わりにコイツは指を1本立て、あのときみたいに左右に2回振りました。
パパ1号ちゃまに逢いたいなあ。
微睡みが一気に襲ってきました。
とりあえずオヤスミナサイ。

【おしまい】


特別付録(爆)【あってもなくてもいい後日談 あるいはオチのないオチ】


【さよなら人類】

結論だけでいえば彼らは誰一人逮捕されることなく無事航海を終わらせた。
情報があまりにも錯綜しすぎていて何が真実なのか解き明かすことは非常に困難だが、もっとも信憑性の高い報道によれば日本の単独ワープ航行に横槍を入れた宇宙開発先進国と、我が国の政府の調整が真っ二つに割れ、共同航行を主張する主流派に対し、単独航行を最後まで譲らなかった開発スタッフたちの、半ばごり押しな申し合わせ劇的ニュアンスが強く感じられる。
たしかに言えることは、日本国籍をもつ一人の科学者の理論のみによってこの計画が恐るべき短期間で実行に移されたものであるということだけで、それはその後氏が発表した『大宇宙論』によって明らかにされた記述に基づく。
氏によれば、我々が宇宙と呼んでいるのは、この世界全体から観ればほんの小さな蟻のような存在であり、我々が住む宇宙は他の多くの宇宙とともにゆるやかに大宇宙の海を回っているということで、さらにその大宇宙ですら大大宇宙のなかをゆるやかに回っている小規模な存在だということらしい。
ともあれ私たちの住む宇宙だけみても有人惑星は万を上回り、第3期精神文明を築いた種のみが宇宙連合体に所属する権利と義務を有していて、その数は現在87惑星にのぼっているという。
真偽の程はともあれ、彼らはあれからわずか3年間で我々の銀河を含む17の銀河星団で、35の有人惑星に使節団として乗り込み、うち34の惑星間で友好条約を結んだ。
いまを遡ること7ヶ月のとき、日本は世界の135の国と地域と国交を断絶し、17の国と地域を保護対象とし、第二次世界大戦以来の軍制を復活させた。同時に地球軍をも開設。
最後に、彼女についてひと言。
彼女はその後2年にわたり企画AV女優として世界中で親しまれることになるのだが、結局、手記の類は残さなかった。実は、最初の事件後に全世界規模で発売されたくだんのビデオに我が国だけがモザイクをかけたことへ多くの国民から非難が集まり、結局、ポルノ解禁とモザイクの禁止という偉業を達成させしめた今世紀の偉人として国民的ヒロインになるのだが、再度訪問したアヌース星での友好セックスにて異星人との子を身籠もり、出産。いまでは両星間をつなぐ大使として活躍するかたわら性愛の伝道師として世界をかけめぐりセックスの素晴らしさを説いている次第。

そして遠い未来に、彼女の子孫たちが、新生人類としてこの星の支配者になることを、いまはまだ誰も知らない。

【天使のゆびきり】

新世紀歴140年。
地球の防衛本能プログラムが起動してから多くの国家が消滅したが、それを予知していた首府は同盟国を死守した。
999年間続いた地球防衛本能との戦いは終わり、我々人類の人口は0.0003%まで減少したが、世界のほとんどは緑に還り、人類以外のほとんどの種は寧ろ繁栄している。
寿命が約450歳と推測されている新生人類は、まだやっと第8世代に入ったところで人口的には我々現生人類の1%にも充たないが、極端な優性遺伝のため、ゆるゆると現生人類は彼らに取り込まれてゆくだろう。
我々はこの戦いのさなか多くの文化遺産を自ら放棄せざるを得なかった。
防衛システムが反応するのは武器になりうる道具そのものだったからだ。
私たちの祖先が血眼になって獲得してきた多くの文化は滅んだが、我々は新たな文明も得た。
相変わらず我々は火を使うし、生活のための単純な道具くらいは今でも残っているが、ヒトや動物を殺せるような古代武器はもうどこにもない。フライパンや包丁で殺せないこともないが、それを実行しようとする者は、たぶんもうどこにもいない。
我が家を出て、近くの湖まで足を運ぶ。
見上げると、アホウドリの群れとともにベニヤ板に乗った彼がいた。
彼はこの地ではまだ数少ないの成人の新生人類で、ベニヤ板に乗って成層圏をも飛び越える能力を有している。
私は運良く幼少期に彼と接触することができたため、通常の現生人類より成長速度が著しく遅いから、アクシデントさえなければ180歳くらいまで生きられるはずだ。
この春27歳で大学院を卒業した私は、留学生選定試験を無事パスして、夏には首府へ向かい教育を受ける権利を得た。
まだ見ぬ首府に想いは馳せる。
この戦争を生き抜く知恵を授けてくれた彼らと、ともに学べる日はもうそこまできている。
旧時代には国家や集団ごとに法が分岐していたと言われているが、いまセカイには国家がなく、法も一つしかない。

汝、万物を忌むなかれ。

我々の祖先たちの多くは、自分と異なるものの多くを忌み嫌い恐怖し否定し憎悪をもったというが、そんな時代があったということ自体を、にわかには信じがたい。
だが教科書はそれを知らせてくれたし、少なからず私たちの遺伝子にはその因子が含まれているらしいことも学んだ。
もう二度と萌芽させてはいけないその爆弾を抱えたままの人類は、それでも太陽が燃え尽きるまでずっと平和に暮らしていけるんじゃないかと、私は信じてやまない。

【ひとつだけ】

新世紀暦23582年。
まだ私たちは第2次精神文明から依然として抜け出せずにもがいている。
何が足りないのか?
答えは誰も教えてくれない。
私たちは、私たちに足りないそれを探し出すことができるのだろうか?
その問いにたいする答えが20~21世紀の古典文化のなかに隠されているという説があり、私たちは日夜研究に励んでいるのだが、残念ながら今日をもっても未だにその手がかりすら掴めていないのが現状である。
私たち人間にいったい何が足りないというのか?
彼らはもはや答えてはくれない。
この大いなる宇宙の一員にまだ私たちが巡り会えないその理由を、私たちはまだ発見していない。
相変わらず、星は幾千あれども我らはこの宇宙に独りぼっちであるようだ。
友好惑星は数あれど、まだ第2次精神文明にさえ到達していない彼らにヒントを求めることなど不可能に思える。
しかしながら、もしかすると、私たちが第2次精神文明に移行するときに捨ててしまったもののなかに、大切な鍵があったかもしれないという可能性までは否定できない。
いま私たち新生人類が旧世紀時代の人類の発想法自体を考察することはとても困難であるが、このあまりにも膨大な資料の海から必要条件であるところの解を導き出すことが、私たちに残された唯一の研究になってしまってきているのもまた事実である。
何れにしても、ヒトが第3次精神文明を獲得するに至らない要因を、私たちはまだまったく見つけていないのだ。


はじめに、この世界の煮えたぎるスープから遺伝子をもたない生命が産まれた。

ただ産まれて消えてゆくだけだった生命は、未来に何かを伝えたいと願った。

そしてあるとき細胞が産まれ、細胞たちは望みどおり後の世に子孫を伝えた。

ただ後の世に子孫を残すだけだった細胞は、愛し合いたいと願った。

そしてあるとき♂が産まれ、♀と♂は愛し合うことに成功した。

遺伝子が連れてくる想いは、たゆまぬ進化を繰り返し、あるときその想い自体までをも保存したいと願った。

そしてついに、それを、可能にする能力を秘めた生物が産まれた。

ヒトという名のその生き物は、あるときエピソード記憶を保存できる言語体系を発明し、他者に研究を引き継ぐための土台をつくった。

ヒトはその恵まれた遺伝子を発達させつづけ、武器を進化させることによりことごとく天敵を減らし、世界を支配することに成功した。

そしてヒトは、自らを覇者とした武器を捨てることにより地球との共棲に成功した。


参考文献:

J・ダイアモンド(訳/長谷川眞理子・長谷川寿一)『人間はどこまでチンパンジーか? 人類進化の栄光と翳り』新曜社


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辞めると宣言しながら、突発的に雑記を書いてしまいましたが、これでお終いです。
今後はコメントおよび拍手コメントへの返礼以外の更新はございませんのでご理解いただきたく存じます。
短い間でしたがご愛読本当にありがとうございました。

天然猫肉汁アリス缶詰敬白

2009/5/22

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